JR中央・総武線各駅停車の飯田橋駅は、東西線・南北線・有楽町線・都営大江戸線が地下深くに潜る中で、唯一地上にホームがある駅です。中央線快速はこの駅を通過してしまうため、各駅停車に乗ってはじめて降りられる駅でもあります。ホームからは牛込濠の水面がすぐそばに見え、地下鉄を乗り継ぐよりも先に、まず地上の空気と神楽坂の坂道が視界に入ってくるのがJR利用者ならではの体験です。
坂の途中には、コース料理の締めくくりとしてバスクチーズケーキを出すレストランやビストロが軒を連ねていますが、店内で食べる前提の店が大半で、持ち帰れるかどうかまで調べると候補はぐっと絞られます。JR飯田橋駅を起点に地図を広げ、810m以内で実際に持ち帰れると確認できた店だけを3軒選びました。東西線の神楽坂駅は同じ「神楽坂」でも別の駅なので、混同しないようご注意ください。
飯田橋駅周辺でチーズケーキが買えるお店一覧
| 店舗名 | 飯田橋駅から | チーズケーキの傾向 |
|---|---|---|
| 神楽坂 ル コキヤージュ(Le Coquillage) | 316m | ホワイトショコラを合わせたチーズテリーヌ |
| パティスリー エドモント(ホテルメトロポリタン エドモント) | 444m | サワーチェリーを合わせたレアチーズケーキ(ホール) |
| チカリシャス ニューヨーク アマリージュ 神楽坂 | 448m | スフレのように軽やかなNYチーズケーキ |
※距離は食べログ記載情報をもとにした目安です。JRの西口は神楽坂の坂の入り口に近く、地下鉄各線の出口よりも神楽坂方面へは出やすい場合があります。
お店の特徴と食べログ
神楽坂 ル コキヤージュ(Le Coquillage)
お店の特徴
JRの西口を出てすぐの仲通りを入っていくと見つかる、隠れ家めいた佇まいのフレンチです。パイ包み焼きを目玉にしたコース仕立てのビストロで、基本は店内で味わう料理屋ですが、デザートだけは特別に持ち帰り注文を受け付けています。
夏季休業と年末年始を除いて通年営業しており、地上の坂道を上り下りする道のりごと神楽坂らしさを味わえる立地です。
チーズケーキの特徴
名前の通りチョコレートとチーズを掛け合わせた「テリーヌ ドゥ ショコラ オ フロマージュ」がここの看板です。ベースになるのは北海道産クリームチーズとフランス・ヴァローナ社のホワイトショコラ。バニラビーンズはマダガスカル産、香りづけにトンカ豆も使い、湯煎でじっくり30分焼き上げます。持ち帰り分は当日いきなり買えるものではなく、受け取り時間を伝えて焼いてもらう順番待ちの一本と考えたほうがよさそうです。
- チーズケーキの傾向:ホワイトショコラを合わせたチーズテリーヌ
- 飯田橋駅から:徒歩約3分(316m、地下鉄B3出口)
- 営業時間:平日11:30〜15:00、18:00〜22:00/土日祝11:30〜16:00、18:00〜22:00
- 定休日:夏季休業・年末年始
※持ち帰り用(1本3,600円)は要予約・受注生産です。営業時間・価格は変更している場合がありますので必ず店頭でご確認ください。
食べログ:神楽坂 ル コキヤージュ 食べログ
パティスリー エドモント(ホテルメトロポリタン エドモント)
お店の特徴
JRの東口を出るとすぐ目の前にそびえるホテルメトロポリタン エドモント。その1階に入るホテルメイドのパティスリーで、JR利用者にとっては地下鉄の出口をいくつも探す必要がない、最も分かりやすい道のりの店です。
棚にはひと切れ単位のケーキも並びますが、この店を選ぶ決め手はむしろホールの豊富さ。公式サイトの注文フォームから前もって申し込んでおけるので、日にちが決まっている集まりの手土産には計画的に動けます。
チーズケーキの特徴
直径約12cmの「レアチーズケーキ」は3,000円。4等分にすれば1人分は750円ほどの計算になります。公式の紹介文は「爽やかな酸味が特長のレアチーズに酸味が強めのサワーチェリーを合わせて爽やかに仕上げました」というもので、酸味を重ねる仕立てがこの店らしいところです。切り分ける手間はかかりますが、集まる人数に応じて取り分けられるのはホールならではの利点です。
- チーズケーキの傾向:サワーチェリーを合わせたレアチーズケーキ(ホール)
- 飯田橋駅から:徒歩約2〜5分(444m、東口すぐ)
- 営業時間:10:00〜19:00
- 定休日:記載なし
※ホールケーキのみの販売でピース売りはありません。事前予約が必要です。営業時間・価格は変更している場合がありますので必ず公式サイトでご確認ください。
公式サイト:パティスリー エドモント ホールケーキセレクション
チカリシャス ニューヨーク アマリージュ 神楽坂
お店の特徴
本場ニューヨークで15年以上続く行列デザートバーが、海外に構えた唯一の店舗がここです。手がけるのは現地で腕を磨いた日本人パティシエ、チカ・ティルマン氏。イートインを持たない完全テイクアウトの造りで、坂を上りきる少し手前という位置にあります。
内装はニューヨーク仕込みの洗練された作りで、レジ前でひとくちサイズのスイーツを選ぶ間も本場の空気を味わえます。22時までという営業時間の長さも手伝って、坂を下りて各駅停車の終電を気にする時間帯まで駆け込める貴重な一軒です。
チーズケーキの特徴
税込480円の「NYチーズケーキ」が看板商品のひとつ。名前こそ本場ニューヨーク仕込みですが、作り方は湯煎焼きで、教科書通りのどっしりしたタイプとは対照的にスフレのような軽さを狙った一品に仕上げられています。
- チーズケーキの傾向:スフレのように軽やかなNYチーズケーキ
- 飯田橋駅から:徒歩約5分(448m)
- 営業時間:11:00〜22:00
- 定休日:記載なし
※営業時間・定休日・取扱商品は変更している場合がありますので必ず店頭でご確認ください。
食べログ:チカリシャス ニューヨーク アマリージュ 神楽坂 食べログ
まとめ
JR飯田橋駅は快速が通過し、地下鉄4路線より一段高い地上にホームがある駅です。改札を出て牛込濠を横目に神楽坂を上っていくと、隠れ家フレンチの受注生産チーズテリーヌ、東口すぐのホテルメイドのホールケーキ、坂の途中で見つかるニューヨーク発のスフレ系チーズケーキと、地上の風景とともに3軒の個性に出会えます。
3軒のうちすぐ買えるのはチカリシャスのNYチーズケーキだけで、あとの2軒は受け取りまでに一手間かかります。神楽坂 ル コキヤージュは焼き上がりに合わせた電話予約、パティスリー エドモントはホールの事前注文が前提です。飯田橋で降りる前に、どれだけ準備の時間を取れるかを先に決めておくと、坂を無駄に上り下りせずに済みます。
🍰 路線まとめ
JR中央・総武線の各駅でチーズケーキが買えるお店を駅別に一覧でまとめています。
他の駅でも探したい方はこちらのまとめページもご覧ください。
